カテゴリ:社長の日常・たわ言等( 252 )

今日の夕方の事である。
奴はある日突然現れる。まぁ突然現れるのはいつもの事だ。

頼りない私ではあるが、何かあると顔を見せてくれる。
たいした手助けは出来ない私であるが、キックの練習場を
すでに離れている私の所へ当時のメンバーが顔を見せてくれる
のは本当に嬉しい事である。

しかあし・・・・。今日は驚いた。さすがの私も驚いた。

寺戸:花本さん(私の事)、大変です。大変なことになりました・・・。

私はまた何か厄介ごとか?・・・と平常心を装いながら・・

私:どうした?何かあったのか?

と、どきどきしながら、また冗談か?とか思いながら尋ねたのであった。

寺戸:いやあちょっと大変なことになりました・・・、やばいです。

これにはさすがの私も結構やばそうだな・・・とか考えてしまった。

私:まぁ向こうで話そうか、何があったんだ?

寺戸:実はですね・・・(パソコンカバンをゴソゴソと・・・)。これも貰ってしまいました・・。

私:うぉぉぉお~~~!!なんじゃ?こりゃ~~~!!

★ M-1チャレンジ チャンピオンベルト!!★

私:M-1じゃぁぁぁ~~~!!って言うか、いつの間に試合したんだ??

・・・と言う感じで、月初めに試合があったのを また寺戸君が出場する事もチェックして
なかったのです。

って言うか、今日の前振りは・・・・。本当は意地悪な性格の悪い奴だったのです。
けっこうなくらいに私は真剣に話しを聞こうと腹を決めていましたが・・・
やはりチョー嬉しい出来事でした。彼はチャンスを掴んだ・・・のではなく、長年の努力の結果、
チャンスが向こうからやって来るんですね。

改めて考えさせられました。チャンスを掴む為に行動していたのではなく、日々黙々と修練を
重ね、また想い通りには行かない世を噛み締め、そして屈辱を知り、それでも諦めずに努力を
コツコツと重ねて来たんですね。揺るぎない精神と肉体なんですよ。

いやぁ~・・・感極まって、それでいて、この意地の悪い前振りで複雑な心境の私でしたが、
ジワジワとボディーブローのように効かされてしまったんですねえ。
彼は今から練習です。と出て行きましたが、私は仕事場の厨房に戻り、タイ料理をそそくさと
作り始めましたが・・・知らず知らず顔がニヤケていたみたいです。ニヤニヤしながら料理を
作る私を見て、嫁さんは・・「気持ち悪い・・・」と言いました。

タイ人に、日本語で、私は、「気持ち悪い・・・」と言われました。
私は嫁に・・・「 わしもそう思う(笑)」と、更にニヤニヤし続けたと言う今日のお話です。

しかしいつもながら彼の闘いには、私も勇気付けられます。私は今はグローブを付けて闘いま
せんが、9年前に目標を立てました。それはそれは会社の経済状態の最悪の最中の出来事で
は御座いましたが、深い意味はなく、いや・・実は深い深い意味があったのですが、当時ムエタ
イの神様と言われたチャモアペットさん。前人未到の9冠王でした。絶望の日々を送っていた私
が、「俺は生きるぞ!」と言う道を歩む覚悟を決めた瞬間でした。
畑は違えど彼の苦労はよく理解できます。
そして栄光の喜びも。まさに我が身の事のように思える訳なのです。この2月、私は9年越し
のその目標、いや、その闘いに勝利しました。寺戸君は8年頑張ってチャンピオン昇格です。
本当にこれからも共に闘い続けたい気持ちでいっぱいです。いずれ、どの道も転換期がやっ
て来ます。必ずです。
しかしどう転ぼうと闘い続ける事がファイターなのであります。どの道に入ってもです。
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チャンピオン寺戸。彼はベルトを巻くにふさわしい男であります。
私は思う。彼はベルトを掴んだ?いや、ベルトは彼の元にやって来たのではないか?
私はふと・・そう考えるのであります。

今日は忙しかった。尾道大学の受験ですね。私は思う。今日来た人は全員受かるぞ!
私はふと・・そう考えるのであります。

今日もなんて清々しいんだ、ああいい気分だ俺の心。生きてて良かったぞ。

押忍
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by viewhotelseizan | 2009-03-12 02:36 | 社長の日常・たわ言等 | Comments(2)

2009年度の全日本キック、1月4日(日)後楽園ホール大会

日本バンタム級王座決定1dayトーナメント。寺戸君見事やってくれました。

この日は異例な、1晩に勝ち抜き2試合と言う彼にも初めての試練ではあり

ましたが・・・。今回は必ず行くと思ってました。良く頑張った、その一言に

尽きる。この2年ただならぬ理不尽な結果と、重たくのしかかるプレッシャーを

見事乗り越え日本チャンピオンに。努力と忍耐と言う過激な試練に打ち勝った。

私はそれを知っている。入門仕立てのど素人の頃、なにやら他の者とは違う

空気をかもし出していたのも事実だが、全くもって天才とは程遠い選手である。

アマチュア時代の初試合は今思い起こすと負けはしたものの、まずまずあっぱ

れな試合ではあった。そして予想通り伸びていくのだが、またその過程で叩きのめ

された事幾度あるだろうか。ちゃんと日常の仕事もこなし、コツコツと日々時間を

無駄にせず練習に励んだ結果が現れたに違いない。いやぁ~泣けてくるぜ、マジに。

当初は指導をする側であったが、今は彼から学ぶ事も多い。本当に真っ直ぐな試合を

する真っ直ぐな男である。最後はやはり真っ直ぐが勝つ!小細工等論外である。

本当にこの日をどれだけ待ち続けたか。嬉しくてしようがないとはこのことだ。

流した汗、流した血、耐え忍んだ覚悟は嘘をつかない。素晴らしい。本当に良かった。

困難な時代が目前だが、皆様元気を出しで闘い抜こう!彼もただの人間です。

決して特別な人間ではない。それゆえになお素晴らしい。なんて嬉しいんだ・・・。

おめでとう!寺戸よ。

押忍

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http://www.aj-kick.com/index2.html
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by viewhotelseizan | 2009-01-06 02:17 | 社長の日常・たわ言等 | Comments(0)