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ご存知の通り、そのソイカセムセンには、まず入ってすぐクリッタイマンションを始め、レノホテルやホワイトロッジなど新旧入り混じりまとまった安宿・・・にしては高めだが、 まぁアクセスが便利だし、すごしやすい宿が10軒前後あるのであった。当初渡タイしていく内、脱カオサンした頃から馴染みのあるこの界隈なのであった。 しかしである・・・。人気があるのか、最近ではこの界隈の宿は当日飛込みではなかなか部屋が取れない。そう、この日もいきなり目ざとい宿は全て満室であった。なんてこったい・・。さぁどうしたものかと考えた挙句、今まで宿を取ったことの無い中心地、スクンビットまで足を伸ばすことにした。凄まじいばかりのネオン看板と英語日本語の入り混じるこの界隈、大きなホテルが連なっている。どっか空いてるだろう・・と歩いては見たものの、行くホテル行くホテル高い割には全て満室である。素晴らしい稼働率である。羨ましい限りだ。とは言ってられないので順番にトライしてみた結果、ロイヤルガーデンビューとか言うホテルに部屋が取れた。2000Bだ・・・しまあったぁ・・・来るんじゃなかった・・。まぁ仕方ない、早くルンピニーへ向かわないとメインの試合が終ってしまう。 と言う訳で、しぶしぶ2000B払い部屋を取った。周りを見渡すとインド人だらけであった。インド人は目つきが厳しいので深夜に異様な空気のホテルのロビーであった。それでもまぁ部屋に入ればお湯のシャワー、これはまたこれで久しぶりなので爽快であった。しかし歯ブラシがないのには驚いた。置き忘れたのか・・元々ないのか・・。まぁ電動歯ブラシ持参の私には関係ないのでその事は無視して颯爽とシャワーを浴び、ルンピニーへと向かったのであった。 ホテルを出ると毎度の事ながら、凄まじい客引きや、外人狙いのタクシー群のエリアである。場所がスクンビットだけにうっとおしい限りである。毎度の事ながら全て無視して大通り出てそれでも少し歩き、真面目そうなタクシーを捕まえる。実に面倒である・・・。 タイに限らず東南アジアはこれが煩わしさの一つである。奴らはすぐにピラピラッと女の子のブロマイドを広げて見せる。どの子がいい?初渡タイの頃は、なんなんだ?写真?と見ていたが、今ではうっとおしい。そう言えばルンピニーからホテルへ帰る時も、めんどくさそうなタクシーを避けたつもりが、実はルンピニー公園へ向かう途中の。その面倒なタクシーを停めてしまいだるい思いをした。まず乗り込み行き先を告げ、OK!と走り出すのだが・・「ユー・スリープ?」とか聞いてきた。来た・・・しまった・・。「イエス・スリープ」とは言うものの、「レディ?マッサージ?」とか言ってくる。本来はこの時点で車を降りたほうがよい。「ノーセンキュー・ゴートゥーホテル」と言うと走り出すのは走り出すが、ルンピニー公園をぐるっと回り、路地で車を停め、「・・ホテル・ベリーファー・500B」とか言ってきた。そうなるともう即降りである。運転手は「オー!ユー・シットダウン」とか言いながら私の身体に触れた。その瞬間表情を変え、外受け気味にその手を弾き飛ばし、怖い顔しながら「ノー!」その後は日本語で、「こりゃ、おんどりゃ誰に触りょうんじゃ、このガキャー」と言いながら降りるのだが、実際あまり喧嘩腰にはならない方がいい。何故ならここは敵地タイランド、もしやるなら不意打ちで一撃打ち込む方がまだいいだろう。言葉は必要ない。そしてすぐにその場から去ることが最も重要である。付け加えて言うならば、打ち込むべき状況か、そしてそうしても大丈夫な場所であるか冷静に判断した上でやらないと厄介な事になりかねない。皆さんも打ち込むなら、充分注意して打ち込みましょう。また打ち込むポイントと力加減、そしてタイミングとスピードは言うまでもなく重要である。色々述べたが、当然その根底には勇気と覚悟が必要となる。これは人生そのものや仕事等もそうであるように、基本である。よく理解しておかなければいけない。 と言う訳で、試合後のタクシーの話を先にしてしまったが、行きはいい運転手さんで、無事ルンピニーに到着した。 ふっふっふっ・・・ルンピニーでの闘い。中盤戦と言う事で今日はここまでだ。 引き伸ばしてどうもすんまそん。
by viewhotelseizan
| 2008-02-27 02:45
| 社長のタイのドキュメンタリー
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